raspi-config新旧メニュー対応表

2013.6.1にRaspbianの新バージョン「2013-05-25-wheezy-raspbian」が公開されました。設定ツールのraspi-configのメニュー構成が変更されています。

2-2 P.36〜

2013-02-09-wheezy-raspbianの場合)
本書の通りです
2013-05-25-wheezy-raspbian以降の場合)


正誤表

記事に不完全な箇所があり誠に申し訳ございません。以下の通り訂正させていただきます。

1-2 P.14 図

CSIコネクタとDSIコネクタが逆でした。

誤)
⑧DSI
⑨CSI
正)
⑧CSI
⑨DSI


3-5 P.70 表

誤)
ブラウザ① WebブラウザのDilloが起動します。
正)
ブラウザ① WebブラウザのMidoriが起動します。


4-3 P.99 システム起動時に自動的に起動させる

誤)
MiniDLNAを起動中にRaspberry Piの電源を切ったり再起動したりした場合、MiniDLNAが自動的に起動されることはありません。
正)
MiniDLNAを起動中にRaspberry Piの電源を切ったり再起動しても、MiniDLNAは自動的に起動します。


5-3 P.126下段 MJPG-Streamerのコンパイルとインストール

MJPG-StreamerのURLが変更になりました。

旧)
$ svn co https://mjpg-streamer.svn.sourceforge.net/svnroot/mjpg-streamer mjpg-streamer
$ cd mjpg-streamer/mjpg-streamer
$ make
$ sudo make install
新)
$ svn co https://svn.code.sf.net/p/mjpg-streamer/code/mjpg-streamer mjpg-streamer
$ cd mjpg-streamer
$ make
$ sudo make install


5-3 P.127中段 MJPG-Streamerのシェルスクリプトの一部

本来1行で指定すべきところが、途中で改行されていました。

誤)
-o "output_http.so \
-w /usr/local/www -p $PORT -c $ID:$PW"
正)
-o "output_http.so -w /usr/local/www -p $PORT -c $ID:$PW"


5-3 P.130 Ustreamのメニュー

Ustreamのメニュー構成が若干変更されています。

旧)
2. 番組設定→詳細設定を開き、「外部アプリケーション用のXMLファイルはリモートからダウンロードできるようになりました」のリンクをクリックします。
新)
2. チャンネル設定→リモートを開きます。


6-1 P.139 GPIOのピン配置

シルク印刷の「P1」はPin 1という意味ではなく、Pin 1は小さな四角いマークのピンになります。 位置的には間違いではありませんが、今後P1のシルク印刷の位置が変わる可能性もありますので、 小さな四角いマークを目印にしてください。
基板裏側から見て、はんだ付けの箇所が1つだけ四角形のところがあります。 これもPin 1という意味です。

誤)
基板上にP1というマークがシルク印刷されているピンが、Pin 1(ピン番号1)の位置を意味しています。
正)
基板上に小さな四角いマークがシルク印刷されているピン(基板裏側から見て、はんだ付けの箇所が1つだけ四角形のところ)が、Pin 1(ピン番号1)の位置を意味しています。


6-3 P.146 WiringPiでのGPIOポート対応

誤)
配線の作業をする際にはWiringPiの0番→GPIO17、WiringPiの2番→GPIO18のように読み替える
正)
配線の作業をする際にはWiringPiの0番→GPIO17、WiringPiの1番→GPIO18のように読み替える


6-7 P.168 ServoBlaster のインストール

ServoBlasterのバージョンアップに伴い、ディレクトリ構成が変更されました。

旧)
$ cd PiBits/ServoBlaster
$ make servod
$ sudo cp servod /usr/local/bin/.
新)
$ cd PiBits/ServoBlaster/user
$ make
$ make install

この方法ではシステム起動時にServoBlasterが自動起動します。 ServoBlasterを自動起動しないようにするには以下のコマンドを実行します。
 $ sudo update-rc.d servoblaster defaults
ServoBlasterを自動起動するようにするには以下のコマンドを実行します。
 $ sudo update-rc.d servoblaster remove


6-7 P.170 ServoBlaster でサーボモーターを制御

誤)
パルス幅を0.4〜2.3msまで1msずつ変化させる例
正)
パルス幅を0.4〜2.3msまで0.1msずつ変化させる例


6-7 P.171 C言語でサーボモーターを制御

wiringPiがVer.2系にバージョンアップされ、ソフトウェアでサーボモーターを制御するsoftServoがサポートされなくなりました。 softServo関数が使用できないため、サンプルプログラムはコンパイルすることができません。


6-11 P.191 Twitterクライアントのインストール

Twitter APIの仕様変更により、twidge(Ver.1.0.8)が動作しなくなりました。 そのためサンプルプログラムからツイートすることができません。 新しいtwidge(Ver.1.1)では対応しているようですので、今後Raspbianでも対応されると思われます。
twidgeの代わりにttytterを使用する方法


7-2 P.207 表 set_gpio_servo

誤)
戻り値 設定した角度
正)
戻り値 なし


Appendix-2 P.239 VNCでパソコンからリモートアクセス

誤)
Windows、MacともP.41で設定したパスワードを入力すると、Raspberry Piのデスクトップ画面が表示されます。
正)
Windows、Macとも先ほど設定したパスワードを入力すると、Raspberry Piのデスクトップ画面が表示されます。