写真集

蓮花 鈴木薫写真集

ライフワークとして20年近く、蓮を撮りつづけてきた女性カメラマン・鈴木薫の初の写真集。本書には、そんな彼女が夏ごとに四×五カメラを担ぎ、蓮と対峙した成果の中から、優れた写真を厳選して収録。
凛々しくすっくりと立つひと茎の蓮花、可憐な蕾の数々。花開き、やがて枯れて行く姿、艶めく花芯や、蓮葉に揺れる雫などなど、いずれも息をのむ美しさ。蓮のファンならずとも、その美しさに魅了され、圧倒され、きっとこころ癒されます。
凛々しくすっくりと立つひと茎の蓮花、可憐な蕾の数々。花開き、やがて枯れて行く姿、艶めく花芯や、蓮葉に揺れる雫などなど、いずれも息をのむ美しさ。蓮のファンならずとも、その美しさに魅了され、圧倒され、きっとこころ癒されます。

鈴木 薫(すずきかおる)
1983年 写真展『芝居おもちゃ箱』(銀座キャノンサロン、大阪・広島巡回)
1988~89年 村越襄『蓮花幻想』展(六本木アクシス・銀座村越画廊)――撮影
1992年 土屋品子著『四季を咲く』(TBSブリタニカ)――撮影
1999年 塩沢球江著『庭の花・散歩の草』(文化出版局)――撮影・装丁・レイアウト
2000年 木村和恵著『秩父、野の花めぐり』(文化出版局)――撮影・装丁・レイアウト
2004年 カレンダー「HASU」「華」発行。
Francfrancにて花のポスター、ポストカード発売。
2005年 「蓮花」鈴木薫写真展(ギャラリー無境)。カレンダー「HASU」発行。
(本書より)
1983年 写真展『芝居おもちゃ箱』(銀座キャノンサロン、大阪・広島巡回)
1988~89年 村越襄『蓮花幻想』展(六本木アクシス・銀座村越画廊)――撮影
1992年 土屋品子著『四季を咲く』(TBSブリタニカ)――撮影
1999年 塩沢球江著『庭の花・散歩の草』(文化出版局)――撮影・装丁・レイアウト
2000年 木村和恵著『秩父、野の花めぐり』(文化出版局)――撮影・装丁・レイアウト
2004年 カレンダー「HASU」「華」発行。
Francfrancにて花のポスター、ポストカード発売。
2005年 「蓮花」鈴木薫写真展(ギャラリー無境)。カレンダー「HASU」発行。
(本書より)

★★★★★
美しい。
2012/11/12

朝日新聞のブックレビューに掲載されているのを見て(ちょっと迷った末)購入しました。写真集としては小さいです。辞書程度の大きさ。厚さは平均的新書の半分。それでも、中の写真の美しさはそれ以上のものがあります。本自体が小さいので、写真も相応に小さいのですが、その小ささを感じさせない色彩の迫力と艶、あの一瞬の美しさを閉じ込めた力があります。見れば見るほど、きれいに見える写真集です。