デザイン

白の消息 〜骨壼から北園克衛まで

骨の白。雲の白。紙の白。牛乳の白。余白の白。飾らないこと。質素であること。静謐な時間、スケルトンな空間、伽藍堂である、ただそれだけのことにどうしようもなく心は惹きつけられる。
膨大な時間と空間の引き算の結果生み出される消えゆく色、けれど確かに息づく色。ガラス瓶、行灯、襤褸の布、茶筒、洗面器、デルフトの皿、ロマネスクの石、弓の的。
骨壺から北園克衛まで、グラフィックデザイナー・山口信博が選びに選んだ、白のありさま、その余韻。
膨大な時間と空間の引き算の結果生み出される消えゆく色、けれど確かに息づく色。ガラス瓶、行灯、襤褸の布、茶筒、洗面器、デルフトの皿、ロマネスクの石、弓の的。
骨壺から北園克衛まで、グラフィックデザイナー・山口信博が選びに選んだ、白のありさま、その余韻。
