絵本/児童書

馬小屋のクリスマス

「クリスマスのことしりたいの。おしえて」という
子どもの問いに、おかあさんが聞かせたお話。
著者のアストリッド・リンドグレーンは、
静かな、愛にみちた、語りかけるような文章で、クリスマスのお話を語ります。
それはまるで、子どもたちに、
「あなたも多くのひとの祝福を受けて生まれて来たのよ」
と語りかけているかのようです。
また、画家のラーシュ・クリンティングは、
リンドグレーンの書いた物語の世界を見事にとらえ、
情感ゆたかに描きあげています。
子どもを、そして読み聞かせるおとなさえをも、
大きな愛でやさしく包み込んでくれる一冊です。
今という時代を生きる子どもたちに、くり返し読み聞かせたい本です。
子どもの問いに、おかあさんが聞かせたお話。
著者のアストリッド・リンドグレーンは、
静かな、愛にみちた、語りかけるような文章で、クリスマスのお話を語ります。
それはまるで、子どもたちに、
「あなたも多くのひとの祝福を受けて生まれて来たのよ」
と語りかけているかのようです。
また、画家のラーシュ・クリンティングは、
リンドグレーンの書いた物語の世界を見事にとらえ、
情感ゆたかに描きあげています。
子どもを、そして読み聞かせるおとなさえをも、
大きな愛でやさしく包み込んでくれる一冊です。
今という時代を生きる子どもたちに、くり返し読み聞かせたい本です。

著者紹介
アストリッド・リンドグレーン(1907‐2002) Astrid Lindgren
スウェーデン南部の小さな町・ヴィンメルビー出身の児童文学作家。『長くつ下のピッピ』『やかまし村の子どもたち』『はるかな国の兄弟』など、その作品は58ヵ国語に訳され、世界中の人びとに愛されている。
画家紹介
ラーシュ・クリンティング(1948‐) Lars Klinting
絵本作家。主として自然科学の絵本を手がける。主な作品に、ビーバーの子カストールが主人公のシリーズ全6巻、絵本『ニルスのふしぎな冒険』(セルマ・ラーゲルレーフ原作、1989年刊)がある
訳者紹介
うらたあつこ(1941‐)
東京に生まれる。早稲田大学卒。
アストリッド・リンドグレーンの心あたたまるインタビュー集
『遊んで、遊んで、遊びました』(ラトルズ刊)の訳者。
(本書より)
アストリッド・リンドグレーン(1907‐2002) Astrid Lindgren
スウェーデン南部の小さな町・ヴィンメルビー出身の児童文学作家。『長くつ下のピッピ』『やかまし村の子どもたち』『はるかな国の兄弟』など、その作品は58ヵ国語に訳され、世界中の人びとに愛されている。
画家紹介
ラーシュ・クリンティング(1948‐) Lars Klinting
絵本作家。主として自然科学の絵本を手がける。主な作品に、ビーバーの子カストールが主人公のシリーズ全6巻、絵本『ニルスのふしぎな冒険』(セルマ・ラーゲルレーフ原作、1989年刊)がある
訳者紹介
うらたあつこ(1941‐)
東京に生まれる。早稲田大学卒。
アストリッド・リンドグレーンの心あたたまるインタビュー集
『遊んで、遊んで、遊びました』(ラトルズ刊)の訳者。
(本書より)

★★★★
感想
2012/11/12

クリスマス前に息子のために購入しました。キリストもマリアも名前は出てきませんが、ほのぼのとした良いお話でした。ただ昔の話のはずなのに、挿絵の人物が現代的な服装だったり、電信柱があったり・・・絵的には少し不思議な感じがしました。動物たちが生まれたばかりの赤子を温めるシーンは、息子が何度も読んで読んでと言っていました。何か感じるものがあったのかなぁと思います。
★★★★★
人はみんなスペシャルな存在
2012/11/12

クリスマスとタイトルについているので、クリスマス本?と思いましたが、
お話はもっともっと深い、普遍的なものを表現していました。
ひとりの男とひとりの女が出会って、そして子どもが生まれる。。。。。
その当たり前のように思えることが、どんなにかスペシャルなことか。
自分は誰にも愛されていない、ひとりぼっちだ。と感じている人に
ぜひ読んで欲しいです。
そして、子どもがそばにいる大人たちにも!
くり返し読んで、「あなたは大切な存在だよ」と伝えてほしいです。
やっぱり、リンドグレーンはすごい!!
お話はもっともっと深い、普遍的なものを表現していました。
ひとりの男とひとりの女が出会って、そして子どもが生まれる。。。。。
その当たり前のように思えることが、どんなにかスペシャルなことか。
自分は誰にも愛されていない、ひとりぼっちだ。と感じている人に
ぜひ読んで欲しいです。
そして、子どもがそばにいる大人たちにも!
くり返し読んで、「あなたは大切な存在だよ」と伝えてほしいです。
やっぱり、リンドグレーンはすごい!!